調査データから
団塊世代のライフスタイルについての調査

40歳から69歳までの中高年男女の読売新聞購読者を対象に、PC、携帯機器、デジタル家電の所有率とそれらの機器を使いこなせているか、旅行、リタイアについてどう考えているかなどライフスタイルについてアンケート調査を行った。その結果の中から団塊世代(50代)と、その前後の世代との意識の違いについてまとめてみた。

調査概要
調査期間 3月29日~30日
調査対象者 1都3県に居住する40歳~69歳の男女・読売新聞購読者(ヤフーリサーチモニター)
調査方法 インターネット
調査企画・設計 読売新聞東京本社広告局
レターヘッド ヤフーリサーチ

  
①自宅所有物と自分で使いこなしているもの

 調査した項目の中で、所有率が高いのは、パソコンと携帯電話。この調査がインターネット調査であることもあるが、パソコンの使いこなし率が各年代で100%に近いのに対し、携帯電話はやや低い。携帯電話の機能を理解して使いこなしていない、という意識を持っているのだろうか。

40代は、50・60代に比べて、「デジタルビデオカメラ」の所有率が高い。しかし使いこなし率がまだ低く、買っては見たものの、使いこなすところまでは行っていない状況がうかがえる。また、ビデオデッキは各年代で、所有率は高いが、使いこなし率はそれほど高くない。家にはあるものの、 DVDレコーダーやハードディスクレコーダーを使い始めているため、使わなくなっているためであろう。ほかの機器の使いこなし率が、新機器に慣れた割合であるのとは内容が異なっていると思われる。


  
②パソコン使用内容「すでに使っている内容」「今後使いたい内容」

いずれの年代も、パソコンですでに使っている内容ベスト3は、「電子メール」「趣味や生活の情報収集」「オンライン・ショッピング」。

すでに使っているよりも今後使いたいほうが上回っている、今後のニーズが強い内容も年代問わず「パソコン用テレビチャンネルの視聴」「オンラインでの証券・株取引」「ホームページの作成」「ブログの作成」の4項目。特に「ブログの作成」は年代があがるほど、すでに使っている人の割合が減り、今後使いたい人の割合が増えている。ブログには強い関心が集まっていることが伺われる。


 
③これからしたい旅行のタイプ

「大自然に触れる旅」「名所旧跡に触れる旅」「自由時間が多いツアー旅行」などは、年代があがっていくごとにニーズが高まっている。「リゾートでのんびり過ごす旅」は逆で、40代に最も人気だ。 40代より50・60代で高くなるのは「当地料理を楽しむ旅」「細かいことを決めない行き当たりばったりの旅」「美術・芸術に触れる旅」。

年代による変化がない、つまりどの年代でも一定の割合でニーズがあるのは「オリジナル性の高いツアー旅行」「ほかの人があまり行かないような場所への旅」「行事がたくさん盛り込まれたツアー旅行」など。


 
④リタイアしたい(した)年齢

自分が何歳でリタイアしたいか、すでにした人は何歳でしたかを聞いた。女性は、年代による差はほとんどなく、「61歳以上の60代」でリタイアしたい人が最も多い。

男性は、年代によって差がある。若いうちは、50代前半でリタイアしようと思っている人も1割程度いるが、実際にはその時期にはリタイアしておらず、「61歳以上の60代」でのリタイアが予想よりも多くなっているようだ。「一生リタイアはしたくない」とした人の割合は、50代、40代、60代の順になっている。物理的・体力的問題に直面する実際のリタイア年代より、リタイアがはじめて現実的になる50代の方が高いということだろうか。


 
⑤リタイア後の生活に望むこと

各年代を通じて高いのは、「のんびり過ごしたい」「趣味を極めたい」。リタイア世代の60代での特徴は「社会とかかわっていたい」「自分を高めたい」「可能な限り仕事をしていたい」「これまでの友人との付き合いを深めたい」「新しい友人を作りたい」など。実際にリタイア世代にならないとわからない気持ちということだろう。

40代が他の年代より高いのは「海外に住みたい」「今まで買えなかったものを買いたい」。


 
⑥ポッドキャスティングの使用実態

ポッドキャスティングの認知や使用について聞いた。ポッドキャスティングのことを知っている人は、40代男性で45%。年代が上がるにつれて、下がっていき60代女性では2割強。同年代で見ると女性よりは男性の方が知識としては知っているようだ。

実際に音楽プレーヤーでダウンロードまでしたことある人は、最も高い40代男性で1割という状況だ。

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