調査データから
「冷蔵庫、洗濯機、エアコンは除菌機能が人気」
―― 都市生活者Web調査結果① 家電

読売新聞が、都市圏の生活者のマーケティングデータを収集するために2006年10月に行った「都市生活者Web調査」の結果から、家電についての調査データを紹介する。
「都市生活者Web調査」では、このほかに「映画」「旅行」「企業と環境」「書籍」などのテーマでも調査しており、これらの結果については今後順次紹介していく。

調査概要
調査期間 2006年10月2日~10月9日
調査地域 東京 - 1都8県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、 神奈川県、山梨県、静岡県)
大阪 - 2府4県(滋賀県、京都府、大阪府、奈良県、兵庫県、和歌山県) 福岡 - 福岡50キロ圏
調査対象 18歳~69歳の男女個人
サンプル数 東京 2000、大阪 1000、福岡 500
サンプリング インターネット調査パネルを基にした割当法(性・年代別)
調査方法 インターネット調査
調査企画・設計 読売新聞東京本社・大阪本社・西部本社各広告局
レターヘッド・実査 NTTビジュアル通信(株)

  
①冷蔵庫に求められている機能は「除菌・脱臭機能」「食材をカビから守る除菌イオン」など

昨今の冷蔵庫のさまざまな機能について、「知っている」「自宅の冷蔵庫についている」「今後購入するときにつけたい」の3段階で聞いたものを、認知の高い順に並べた。

今後の利用意向がすでについている割合をダブルスコア以上で上回っている機能(「凍ったまま切ることができる機能」「冷凍食材をすばやく解凍する機能」「LEDの光でビタミンCやポリフェノールを増やす野菜室」「庫内の温度を低く保つ冷気のカーテン機能」「食材をカビから守る除菌イオン」「冷凍やけ防止機能」「クラッシュアイスを作ることができる」「本体がフッ素コートされている」「UV-LEDを使った食材長持ち機能」「氷の大きさが選べる」「あら熱を取る機能」)は、買い替え検討時に商品選びのポイントになると思われる。

中でも、現在の認知と比べて今後の利用意向が高い「食材をカビから守るイオン」「クラッシュアイスを作ることができる」「UV-LEDを使った食材長持ち機能」「氷の大きさが選べる」「あら熱を取る機能」は、魅力的な機能だがまだ知られていないということで、認知促進を図る必要がある機能だといえるだろう。


「今後購入するときにつけたい」機能をエリア別に見た。福岡は「食材をカビから守る除菌イオン」「半ドアでアラームがなったり、自動でドアを閉める機能」「急速冷凍機能」など東京より3ポイント以上高い項目があるが、大阪は東京より3ポイント以上高い項目はなく、3ポイント以上低い項目が5つある。

人気機能を選んだ人への購読新聞別到達率。いずれの機能でも、読売新聞がもっとも到達している。



  
②洗濯機の人気機能は「空気(オゾン)で洗って除菌・消臭機能」「本体のカビを防ぐ洗浄コース」など

家庭用洗濯機(乾燥機)のさまざまな機能を同じく「知っている」「自宅の洗濯機についている」「今後購入するときにつけたい」の3段階で聞いて、認知の高い順に並べた。

「トップオープンドラム式」以外のすべての項目で、今後の利用意向が、すでについている割合をダブルスコア以上で上回っており、消費者にとっては、次に洗濯機を購入する際には魅力的な機能がよりみどり、といったところだろうか。

現在の認知より、今後の利用意向が高い「本体のカビを防ぐ洗浄コース」「オゾンで汚れを落ちやすく、スチームで衣類の温度を上げて洗剤が効きやすくする機能」「ヒーターを使わず除湿で乾燥させる機能」「最後にすすいだ水をタンクに貯め、次回の洗いなどに再利用する機能」「乾燥中のスチームで繊維をふっくらさせる機能」などは、認知促進優先機能であろう。


エリア別の「今後購入するときにつけたい」機能。大阪のスコアは東京とほぼ同傾向。福岡は「本体のカビを防ぐ洗浄コース」が東京より3ポイント以上高く、「回転しないで乾燥させる棚乾燥」「下から熱風を出す乾燥方法」などが3ポイント以上低い。


人気機能を選んだ人への購読新聞別到達率。読売新聞の到達がとくに高いのは「低騒音機能」。




  
③エアコンの人気機能は「フィルターが自動で掃除される機能」

 

ルームエアコンのさまざまな機能を「知っている」「自宅のエアコンについている」「今後購入するときにつけたい」の3段階で聞いて、認知の高い順に並べた。

今後の利用意向が、すでについている割合を2倍以上上回っている機能はたくさんあるが、特に上回りが大きいのは「フィルターが自動で掃除される機能」「除菌イオンで空気中のアレルギー物質、ウイルス、カビ菌を抑制する機能」など。

現在の認知より今度の利用意向が高いのは「本体防カビ機能」「部屋の中の必要な場所だけ選んで空調する機能」「就寝から起床まで眠りの深さに合わせた温度コントロール機能」「部屋の中の気圧をあげて、花粉が家の隙間から入らないようにする」など。


エリア別の「今後購入するときにつけたい」機能。大阪は、「空気清浄機能」「脱臭機能」などが東京より3ポイント以上低く、3ポイント以上高いものはない。

福岡は「除菌イオンで空気中のアレルギー物質、ウイルス、カビ菌を抑制する機能」「本体防カビ機能」などが東京より3ポイント以上高く、「部屋の中の気圧をあげて、花粉が家の隙間から入らないようにする」だけが3ポイント以上低い。花粉事情の違いだろうか。


人気機能を選んだ人への購読新聞別到達率。読売新聞の到達が特に高いのは「空気清浄機能」。


 
(国友)

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