調査データから
2007年 都市生活者web調査(4)生涯学習とお受験

 読売新聞広告局では、生活者の生活意識、媒体接触などを調査するために、「都市生活者web調査」を実施している。
 今回はその調査結果より、「生涯学習」の意欲と実態、「お受験」に関するデータを紹介する。

① 生涯学習について
まずは、生涯学習の意欲と実態について行った調査を紹介する。

学習経験のある人は全体の約半数

過去3年間の学習経験の有無を聞いた。「習いごとをしたり、学んだりした経験がある」と答えた人は全体の約半数。

図1 過去3年間の学習経験の有無
図1 過去3年間の学習経験の有無


 3年間で学習経験があると答えた人を性・年代別で見たのが下のグラフ。
 若い年代では、男女の差はあまり見られないが、50代、60代では女性の方が約20ポイント高い結果となっている。
 なお、本調査は18歳以上を対象としているが、学習経験があって当然の学生はこのテーマの設問の回答対象から除いている。

図2 過去3年間の学習経験率(性年代別)
図2 過去3年間の学習経験率(性年代別)


若い年代では資格取得、年配の人ではパソコン関連が人気

では、どんな内容の学習をしているのだろうか。1位は「資格取得」で15.9%、2位が「スポーツ」で12.8%、3位が「パソコン関連」と続く。

図3 学習内容上位10項目
図3 学習内容上位10項目


上位5項目を年代別に見てみると、各項目間には少し違いがみられる。
「資格取得」は特に若い年代での割合が高い。また、60代の人は「パソコン関連」の割合が高い。また、「スポーツ」と「音楽・楽器」は年代別の差はあまりない。

図4 学習内容・上位5項目
図4 学習内容・上位5項目


資格取得 スポーツ パソコン関連 英会話・英語 音楽・楽器
29歳以下(n=302) 26.2 14.2 9.3 12.6 7.9
30代(n=454) 20.9 13.7 11.0 11.7 3.7
40代(n=357) 14.6 12.6 8.7 7.3 4.2
50代(n=417) 11.5 14.4 11.0 7.4 5.8
60代(n=346) 7.2 9.0 17.6 7.2 6.6


学習意欲が高い人に到達する読売新聞

下のグラフは、上位5項目経験者への購読新聞到達率。読売新聞が生涯学習意欲者により高く到達していることがわかる。

図5 学習内容上位5項目・購読新聞到達率
図5 学習内容上位5項目・購読新聞到達率


独学で学ぶがトップ

学習方法の上位7項目は以下の通り。「独学」が1位で、「サークル・団体」が2位、「カルチャーセンター・文化センター」が3位と続く。

図6 学習方法
図6 学習方法


これを性・年代別に見てみると特徴が現れる。
全体では「独学」が32.0%。これを性別で見ると、男性の割合が高く、また、男女ともに年齢が進むにつれて割合が低下する傾向にある。

図7 「独学」回答者の性年代別割合
図7 「独学」回答者の性年代別割合


また、「サークル・団体」と回答した人の割合は年齢が進むにつれて高くなっている。これは「独学」で学ぶと回答した人年齢が進むにつれて低くなっていることとは対照的。

図8 「サークル団体」回答者の性年代別割合
図8 「サークル団体」回答者の性年代別割合


「カルチャーセンター・文化センター」と回答した人の割合は男性に比べて女性が圧倒的に高いが、60代では男性のスコアが上昇して差が縮まる結果となっている。

図9 「カルチャーセンター・文化センター」回答者の性年代別割合
図9 「カルチャーセンター・文化センター」回答者の性年代別割合


今後、学んでみたい内容では「資格取得」がトップ。「英会話・英語」が上昇

最後に、今後、どんなことを学習したいかについても調査した。今後「習ってみたい、学んでみたい」項目の上位5つは以下の通り。これまでの「過去3年間の習い事・学習経験」の項目と比較してみると、「英会話・英語」は、過去3年間での経験項目より順位を上げて2位になっている。

図10 今後、学んでみたい内容の上位5項目
図10 今後、学んでみたい内容の上位5項目


下のグラフは、上位5項目の購読新聞到達率。
読売新聞が全項目において強いという結果となっている。特に「資格取得」「パソコン関連」の項目で他紙を大きく上回っている。

図11 今後学んでみたい内容別の購読新聞到達率
図11 今後学んでみたい内容別の購読新聞到達率



② お受験について
次は、乳児から小学生の子供を持つ人に対し行ったお受験に関する調査結果を紹介する。

受験を考えているのは2割

小学校受験を考えている人が3.0%、中学受験を考えている人が17.8%。全体の約2割が受験を考えている。

図12 子供の受験意向
図12 子供の受験意向


受験対策の上位は、「塾に通わせる」、「通信教育を受講させる」、「教材を購入する」

「受験対策として行っていること」の上位項目は、「塾に通わせる」が57.3%、「通信教育を受講させる」が32.0%、「教材を購入する」が17.3%と続く。

図13 受験対策で行っていること
図13 受験対策で行っていること


「受験対策で行っていること」で最も高い割合を占めた「塾に通わせている」人への購読新聞到達率が以下のグラフ。読売新聞読者への到達が最も多く、朝日新聞、日本経済新聞と続く結果となった。

図14 「塾に通わせている」回答者への購読新聞到達率
図14 「熟に通わせている」回答者への購読新聞到達率



(川合)


2007年度都市生活者Web調査(東京圏)

調査期間 2007年9月7日〜9月18日
調査地域 東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城、山梨、静岡
調査対象 満18〜69歳の男女個人
サンプル数 2,000
サンプリング 割当法(性・年代)
調査方法 インターネット調査
調査企画・設計 読売新聞東京本社広告局
レターヘッド・実査 NTTビジュアル通信(株)
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