調査データから
2007年都市生活者Web調査「楽器」について

  読売新聞広告局では、生活者の生活意識、媒体接触などを調査するために、「都市生活者web調査」を実施しています。
今回はその調査結果から、「楽器」に関して「自分が習う」と「子どもに習わせる」という2つの視点からデータを紹介します。



①現在、趣味で楽器の演奏をしている人は12.5%
 趣味で楽器の演奏を「現在、している」人は全体の12.5%。「以前はしていたが、現在はしていない」人は28.3%です。

図1 趣味で楽器演奏をしているかどうか(単位:%)


趣味で楽器演奏を「現在、している」人の演奏している楽器のトップは「ピアノ」で60.0%。以下、「アコースティックギター」(22.0%)、「エレクトリックギター」(14.8%)と続きます。演奏している楽器の種類は男女で差があり、男性では「アコースティックギター」(45.5%)、「ピアノ」(38.6%)、「エレクトリックギター」(32.7%)と「ギター」の人気が高く、女性では「ピアノ」(74.5%)が他を大きく引き離しています。


②楽器を習うことに関心がある人は43.3%(とても+まあ計)
 楽器を習うことへの関心を聞いたところ、「とても関心がある」人は10.3%、「まあ関心がある」人まで含めた「関心がある」人は43.3%です。関心がある人の割合は女性が男性を12.2ポイント上回っています。性年代別に見ると、男性で最も関心が高いのは50代、女性は18-29歳という結果となりました。

図2 楽器を習うことに関心があるか(性年代別、単位:%)


図3 楽器を習うことに関心がある人への新聞到達率(単位:%)


 また、楽器を習うことに関心がある人に、「今後、習いたいと思う楽器」を聞いたところ、トップは「ピアノ」で65.3%で、「アコースティックギター」(22.5%)、「エレクトーン」(16.5%)と続きます。男女で差があり、男女ともトップは「ピアノ」ですが、男性では「アコースティックギター」(36.3%)、「エレクトリックギター」(20.9%)、「サックス」(20.6%)など、他の楽器も人気があります。

表1 習いたいと思う楽器種類(単位:%)
全体(n=865)
ピアノ 65.3
アコースティックギター 22.5
エレクトーン 16.5
サックス 14.0
バイオリン 13.3
エレクトリックギター 11.8
フルート 11.1
ドラム 10.5
ウクレレ 10.3
ベースギター 7.6

男性(n=383)
ピアノ 58.0
アコースティックギター 36.3
エレクトリックギター 20.9
サックス 20.6
エレクトーン 15.1
ドラム 14.9
ベースギター 12.8
トランペット 11.5
バイオリン 10.2
フルート 9.4

女性(n=482)
ピアノ 71.2
エレクトーン 17.6
バイオリン 15.8
フルート 12.4
アコースティックギター 11.6
ウクレレ 11.0
10.2
サックス 8.7
ドラム 7.1
エレクトリックギター 4.6




③「以前楽器を演奏していた」人が多い男性50代
楽器を習うことに関心が高かった男性50代についてさらに詳しくみてみます。年代別に楽器演奏状況を見ると、「現在、している」と「以前していた」を足し合わせた経験者の割合は当然年代が上がるにつれ上昇する傾向にありますが、そのピークは50代でした。

図4 楽器演奏状況の比較(単位:%)


 さらに男性50代の楽器を習うことへの関心を、楽器を「現在している」人と「以前、していた」人で比較してみると、「とても」と「まあ」を合わせた関心者の割合は「現在している」人が若干高い程度ですが、内訳を見ると「現在している」人では40.0%なのに対し、「以前、していた」人では5.8%と大きく差があります。

図5 男性50代楽器演奏状況別 楽器学習への興味(単位:%)


「以前、していた」人では58.0%は「まあ関心がある」が大半を占めており、彼らに楽器を学習させるためには彼らを刺激し一歩踏み出させるためきっかけが必要でしょう。

図6 楽器を習うことに関心がある男性50代への新聞到達率(単位:%)



④子供に楽器を習わせている人は22.0%
 次に、子どもの習い事としての楽器の実情はどうでしょうか。18歳〜69歳を対象とした今回の調査で、中学生までの子どもがいる人は全体の21.6%。そのうち楽器を習わせている人は22.0%でした。

図7


また、「現在、自分で楽器の演奏をしている親」では37.3%が子どもにも楽器を習わせているなど、親自身が楽器の演奏経験があるほど、楽器を習わせていることもわかりました。

図8 子どもに楽器を習わせている割合(親の楽器演奏状況別、単位:%)



⑤習わせている楽器のトップは「ピアノ」
 現在楽器を習わせている人の習わせている楽器の種類を詳しく見ると、トップはダントツで「ピアノ」(85.3%)です。現在楽器を習わせている人の今後(今後とも)習わせたい人の楽器種類を見ると、バイオリンのスコアが約10ポイント上がっています。

表2 習わせている楽器トップ5
(n=95)(単位:%)

ピアノ 85.3
エレクトーン 9.5
バイオリン 4.2
サックス 3.2
ドラム 3.2
表3 現在楽器を習わせている人の今後(今後とも)習わせたい楽器(n=95)(単位:%)
ピアノ 76.8
バイオリン 14.8
フルート 8.4
エレクトーン 7.4
アコースティックギター 7.4



⑥現在習わせてない人の50.1%が、今後習わせたいと回答
 現在楽器を子どもに習わせていない人は、今後子どもに楽器を習わせたいと思っているのでしょうか。現在習わせてない人でも50.1%が習わせたいと回答しています。

図9 現在楽器を子どもに習わせてない人が今後子どもに習わせたいと思っている割合


習わせたい楽器種類は、「ピアノ」がトップで78.7%。以下、「バイオリン」(16.6%)、「アコースティックギター」(12.4%)と続きます。ちなみに今後(今後とも)子どもに楽器を習わせたい人への新聞到達率は図10のようになりました。

図10 今後(今後とも)子どもに楽器を習わせたい人への新聞到達率



(東)


2007年度都市生活者Web調査(東京圏)

調査期間 2007年9月7日〜9月18日
調査地域 東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城、山梨、静岡
調査対象 満18〜69歳の男女個人
サンプル数 2,000
サンプリング 割当法(性・年代)
調査方法 インターネット調査
調査企画・設計 読売新聞東京本社広告局
レターヘッド・実査 NTTビジュアル通信(株)
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