調査データから
「メンタルヘルス」についての情報を得たい人は全体の9割弱。理由のトップは「自分自身のために」——メンタルヘルスについての読売広告モニター調査結果
【AdVoice(読売読者モニター調査)より】


読売新聞広告局では、2009年1月23日~24日の2日間にわたり、広告反響調査システム「AdVoice」のモニター(1都3県)を対象に、「メンタルヘルス」について調査を実施しました。
「メンタルヘルス」についての知識や情報を得たい人が調査対象者全体の88.0%に上ることが分かりました。



① メンタルヘルスの知識・情報を得たい人は約9割

まず、「メンタルヘルス(心の健康)」についての知識や情報を得たいかを聞きました。

図1 「メンタルヘルス」の知識・情報の必要性

「普段から気をつけてメンタルヘルスについての知識や情報を得るようにしている」人は40.1%、「特に何もしていないが、知っておいたほうがよいと思っている」人は47.9%。半数弱は、現在、特に何もしてはいないものの、メンタルヘルスへの理解を深める必要性を感じ、今後何らかのアクションを起こすためのきっかけを待っている様子が浮かびます。
男女別では、現在のメンタルヘルスの知識・情報獲得への態度には大きな差はないものの、今後の態度では、男性の方がより積極的と言えるでしょう。


② メンタルヘルスは「自分自身のため」が6割を超える。

次に、なぜ、メンタルヘルスの知識や情報を得ようと思うのかを聞きました。(複数回答)

表1 知識・情報が必要な理由

「自分自身のために」が6割で多数を占め、ついで「知識として」「社会問題になっているから」と続きます。また、「家族や知人に不安がある」は2割、「職場の人に不安がある」は1割という結果になりました。

■「普段から気をつけて知識・情報を得ている人」(「知識有り」グループ)と「今は何もしていないが知ったほうがよいと思う人」(「意識有り」グループ)でその理由を比較しました。

表2 知識・情報が必要な理由(グループ別)

前者は、家族・知人・職場の人・自分の心配という現実的な問題としてメンタルヘルスをとらえているのに対し、後者は社会的な問題としてとらえているという違いがあるのが分かります。


③ 自分自身、周りの人を考慮した回答が多数。基本から知りたい、という人も。

最後に、メンタルヘルスについて、具体的にどのような知識や情報を知りたいか聞きました。(自由回答)

最も多いのは、「メンタルヘルスを害さないための方法」。「メンタルヘルスの病気にかからないようにするための対策」(男性50代)、「心が不健康にならないためにはどうしたらいいか」(女性20代)など。この回答は「意識有り」グループで多く見られました。「職場でのストレスを抱え込んだときの対処法」(女性50代)などを含めると多数を占めます。
次に目に付くのは「メンタルヘルスに問題がある人への対処法」。「メンタルヘルスに不安を持っている人に、どのように接したり、会話をしたらよいか?」(男性30代)などです。
また「治療法・薬についての情報・病院や医師の紹介」、「具体的な症状」について知りたいという声も多く見られた。「実際に心の病にかかった人がどのような回復をしたのかのレポートが見たい」(男性20代)。「無理のない治療法」(男性20代)。「治療した方が良い場合の具体的な症状、具合を知っておきたい」(女性40代)。
両グループに共通して一定数見られたのが「基本から知識を得たい」(男性40代)といった声。「そもそも、メンタルヘルスという言葉自体聞きなれない」(女性30代)という意見も。
「知識有り」グループでは「最新情報が知りたい」(男性40代)、「薬について知りたい」(女性50代)という声もありました。

(吉池)
調査概要

調査期間 2009年1月23~24日
調査対象 読売新聞広告ネットモニター340人
モニター条件 東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に居住する20歳以上の読売新聞朝・夕刊購読者
調査方法 インターネット
有効サンプル数(率) 242(71.2%)
調査企画・設計 読売新聞東京本社広告局
レターヘッド・実査 読売新聞広告ネットモニター事務局