環境を保護する行動を取っている人(「まだもっと増やしたい」+「現状の行動で十分である」)は、2008年は67.5%で2007年から横ばい(図3)。ただし、その内訳を見ると、「まだもっと増やしたい」が4ポイント減少しているのに対し、「現状の行動で十分である」は同程度増加。
環境行動が日常化してきたことや、いわゆる「ムリをしないエコ」といった考え方も浸透してきたことが影響しているのだろうか。
③ 身近な環境行動は、もはや日常に
買い替えなどのタイミングが、新たな行動のきっかけに
では、実際にどのような行動を取っているのだろうか。環境保護に繋がる33の行動について聞いてみた(図4)。
全項目中トップとなった「こまめに電気を消す」(77.5%)や「ゴミの分別を徹底する」(76.9%)、「テレビはつけっぱなしにしない」(70.9%)など、上位には日常生活の中での心がけで実行できる項目が目立つ。
一方で、「白熱電球を電球型蛍光ランプに取り替える」(37.3%)や「外で食事をするときにマイ箸を使う」(7.8%)、「車はハイブリットカーを選ぶ」(6.2%)など、実施するにあたり購入や準備が必要なものについては、まだまだ一部の人の行動と言えそうだ。
合わせて、「現在は行っていないが、今後行いたい行動」も聞いてみたところ、「車はハイブリッドカーを選ぶ」(56.6%)がトップに(図5)。実施者はもっとも少ない項目であったが、決して関心や取り組もうという気がないわけではないことがわかる。
同様のことは、2位の「車の燃料はクリーンエネルギーを選ぶ」(54.6%)や、4位の「白熱電球を電球型蛍光ランプに取り替える」(45.3%)についても言えそうだ。これらについては、自動車ほど高額でないこともあり、少しのきっかけで一気に実施者を増やすことも可能なのではないだろうか。
④ 「テレビ」「新聞」「インターネット」が環境3大情報源
環境についての情報を、普段どの媒体から得ることが多いか聞いたところ、「テレビ」が81.2%に上り、最多(図6)。次いで「新聞」が60.8%、「インターネット」が48.3%。これら3つの媒体が環境情報入手媒体としての役割が大きいことがわかる。
環境情報を新聞から得る人の購読紙は、読売新聞が40.3%で最多(図7)。
(藤木)