調査データから
2008年都市生活者web調査(8)「海外旅行」


読売新聞が2008年9月に実施した「都市生活者Web調査」の首都圏(1都8県)の結果から、今回は「海外旅行」に関するデータを紹介します。
この3年間に私用で海外旅行をした人の割合は3人に1人、また、渡航先としては「韓国」「ハワイ」「イタリア」などが上位に挙がりました。



① 3人に1人が3年以内に海外旅行を経験。回数は「1回」(15.9%)が最多。

過去3年間の海外旅行体験(商用のぞく)を過去2年と比べてグラフにしました。

図1 過去3年間の海外渡航回数(商用のぞく)

1回でも海外旅行をした人は全体の33.1%(2006年度36.9%、2007年度36.8%)。昨年度までの調査と比べると海外旅行に行かない人の割合が約4ポイント増えています。回数は1回が15.9%(同16.7%、14.8%)と最多です。
渡航回数を性年代別に見ると以下の通り。

図2 3年間の海外渡航回数(商用のぞく)

男女で比べると概ね男性よりも女性の方が海外旅行を経験した人のスコアが多くなっています。特に女性50代以降ではスコアが高くなっていて、1回でも海外に行った人は女性50代で44.1%、女性60歳以上で44.7%。男性の中でスコアを比較すると、1回でも海外に行った人のスコアが最も多いのは男性30代(33.1%)ですが、海外旅行を経験した人の中での旅行回数の平均値(6回以上は6.5回として計算)では男性50代が「2.8回」、男性60歳以上が「2.2回」であるのに対し、男性30代は「1.9日」にとどまります。

◆ 読売新聞は、海外旅行を楽しむ人たちに最も到達しています。

図3 3年間の海外渡航回数が2回以上の人への到達率



② 渡航先では、「韓国」「ハワイ」が根強い人気。「イタリア」が順位を上げている

渡航先を聞いてみると、1位「韓国」(18.4%)、2位「ハワイ」(14.6%)が昨年度調査同様トップ2で、変わらぬ人気を保っています。2007年度調査で渡航先5位だった「イタリア」は順位を上げて3位(12.7%)。2007年度調査で3位だった中国は12.5%で4位。上位10地域のうち、半分が日本の近隣です。

表1 3年以内の渡航先トップ10(2007年度・2008年度調査結果比較)



③ 予算のボリュームゾーンは「10万円以上15万円未満」

 海外旅行の1人あたりの予算を尋ねたところ、「10万円以上15万円未満」が最も多く19.2%、次が「15万円以上20万円未満」で14.8%、20万円未満で約半数を占めています。なお、「海外旅行には行かない」と回答した人は23.6%いました。

図4 海外旅行の一人当たりの予算



④ 「海外クルーズ」に関心がある人は全体の6割。実際の体験者(予定含む)は8%

新しい旅の形、「海外クルーズ」に対する関心についても質問をしました。
実際の「海外クルーズ」体験者(「体験したことがある」+「近く体験する予定がある」)は全体の7.9%。「いつか体験してみたい」「関心はある」を含めた「海外クルーズ」関心層は全体の6割でした。

図5 海外クルーズの経験・関心の有無

では実際の体験者(予定含む)を性年代別でみてみましょう。

図6 海外クルーズを体験したことのある人の性年代別割合

女性50代と女性60代で、4分の1を占めています。男性では50代・60代よりも40代のスコアが上回っています。

◆ 読売新聞は「海外クルーズ」に関心のある人に最も到達しています。

図7 「海外クルーズ」関心層への到達率

(吉池)
調査概要:2008年都市生活者Web調査

調査期間 2008年9月8日~18日
調査地域 1都8県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県)
調査対象 満18~69歳の男女個人
サンプル数 2000
サンプリング インターネット調査パネルを基にした割当法(性・年代別)
調査方法 インターネット調査
調査企画・設計 読売新聞東京本社
レターヘッド・実査 NTTビジュアル通信㈱

▲ページの上に戻る