① アーティストの認知率
まずは、アーティストについてのデータを紹介します。
しばしばテレビ番組や広告に登場するアーティストについての認知を聞いてみました。
調査対象者全体のランキング(表1)では、松田聖子さんやサザンオールスターズ、松任谷由実さんなど、長年活躍されているアーティストが上位を占めました。若い世代の宇多田ヒカルさんや浜崎あゆみさん、安室奈美恵さんも3地区すべてでランクインしています。3地区の違いはあまり見られません。
次に読売新聞購読者の結果を見てみます。認知率のランキングは以下の通りとなりました(表2)。東京圏と福岡圏では調査対象者全体と同様、松田聖子さんがトップです。それに対し、大阪圏のランキングでは読売読者の東京圏・福岡圏のみならず、調査対象者全体とも異なる傾向が見られます。ランキングのトップは氷川きよしさん、10位には倖田來未さんが登場します。大阪圏の読売新聞購読者には演歌歌手や華やかなアーティストの認知が高いということから「大阪らしさ」が見られると言えるのではないでしょうか。

② 好きなアーティストは
次に好きなアーティストについての結果です。ここからは読売新聞購読者のデータを中心に紹介します(表3)。
認知率が高かったサザンオールスターズや宇多田ヒカルさん、松任谷由実さんがランクインする一方、認知率調査では名前のあがらなかった、Mr.Children、DREAMS COME TRUE、コブクロが登場します。長く活躍していることに加えて、現在もヒット曲を輩出しているアーティストと言えます。
③ CDを持っているアーティストは・・・
「CDを持っている・楽曲をダウンロードしたことがあるアーティスト」について聞きました(表4)。「好きなアーティスト」で東京圏、大阪圏の1位、福岡圏の2位になった「サザンオールスターズ」が、ここでも同様の順位になるなど、この項目の結果は、前項目の「好きなアーティスト」と類似する結果となりました。
④ 俳優に関するデータの紹介
次に俳優に関するデータを紹介します。
調査対象者全体のランキングについて見てみると(表5)、東京圏・大阪圏・福岡圏の3地区ともに順位の違いはありますが、メンバーはほぼ変わりません。広末涼子さんや上戸彩さんは3地区ともに上位3位に入っています。トップ10の過半数を女性が占めており、女性俳優の認知率が高いという印象を受けます。
一方、読売新聞購読者のランキングについて見てみると(表6)、広末涼子さんと上戸彩さんが調査対象者全体の結果と同様にトップ3にランクインしている反面、唐沢寿明さんがグンと順位を上げて、東京圏・大阪圏の2地区で1位となっています。
⑤ 好きな俳優ランキングは・・・
読売新聞購読者の好きな俳優に関するデータについて見てみます(表7)。
3地区すべてでトップは仲間由紀恵さん、2位が唐沢寿明さん。「好きな俳優」ランキングの上位は「知っている俳優」の結果と類似する結果となっていますが、「知っている俳優」では見られなかった宮崎あおいさんや蒼井優さんといった若い女性俳優がランクインしています。
もともと認知していたり、好感を持っていたりするアーティストや俳優が広告に出ると、好意的にとらえられ、広告への接触や注目があがるだけでなく、内容に対する理解をも深めることができると思います。
広告の掲載に役立ててもらえれば幸いです。
(川合)