① 政党選びでは5割強、候補者選びでは6割が公示後に決める
総選挙での投票行動は、「行った」と答えた人が77.9%(1,541人)と、実際の投票率(小選挙区=69.28%、比例代表=69.27%)を上回った。
投票する政党を決めた時期は、「公示前」が45.8%で、半数以上が公示後に決めている。「公示~投票3日前」が17.6%、「投票3日前~投票前日」が15.1%、「投票日」が18.6%となった。
また、投票する候補者を決めた時期は、「公示前」が36.4%で、政党を公示前に決めていた人より少ない。約6割が投票する候補者を選挙期間中に決めている。公示後では、「投票日」と答えた人が23.2%で、4分の1に迫っている。
政党選びと比べ、候補者選びの方が、投票日ぎりぎりまで考えている様子がうかがえた。
② 有権者の4割以上は支持政党なし
有権者に支持政党の有無について尋ねたところ、「支持政党はある」が27.2%、「支持政党はあったりなかったりする」が22.3%、「支持政党はない」が43.3%だった。
購読新聞別に見てみると、読売新聞の購読者は「支持政党はない」と答えた人の割合が高かった。
投票する政党・候補者を決める時期を、支持政党の有無から見ると、政党・候補者のいずれも「支持政党はない」と答えた層の方が、「支持政党はある」と答えた層よりも、投票直前まで政党・候補者選びに頭を悩ませている傾向が強かった。
ただし、支持政党があるのに投票する政党を公示後に決めた人が2割いる。ここに民主党フィーバーとなった今回の選挙の特徴が出ているのではないだろうか。
③ 政党、候補者選びとも情報源は「新聞」「テレビ」
総選挙に「行った」と答えた人に、投票する政党、候補者を決める際、参考にしたメディアを聞いたところ、政党を決める際の情報源としては、「テレビ」が62.9%と最も多く、次いで「新聞」が53.6%で、ツートップとなった。以下、「インターネット」(27.1%)、「選挙公報」(20.9%)、「政見放送」(16.0%)が多かった。
一方、投票する候補者を決める際の情報源としては、「新聞」が最も多い41.6%だった。以下、「テレビ」(36.9%)、「選挙公報」(22.8%)、「街頭ポスター」(22.7%)、「インターネット」(19.5%)の順だった。
④ 政党、候補者の広告を見た人が最も多く購読しているのは読売新聞
有権者に、新聞に掲載された政党・候補者の広告についての閲読程度を聞いたところ、政党の広告を「見た(じっくり見た+さらっと見た)」と答えた人は65.6%、候補者の広告は60.6%だった。
購読新聞を見てみると、政党広告、候補者広告とも、読売新聞がそれぞれ36.2%、36.6%と最も多く、他紙を大きく上回っている。
(下宮)