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「1年間に映画館で見た映画の本数は2本」―― 都市生活者Web調査結果A 映画

読売新聞が、都市圏の生活者のマーケティングデータを収集するために2006年10月に行った「都市生活者Web調査」の結果から、今回は映画についての調査データを紹介する。

調査概要

調査期間 2006年10月2日〜10月9日
調査地域 1都8県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、
山梨県、静岡県)
調査対象 18歳〜69歳の男女個人
サンプル数 2000
サンプリング インターネット調査パネルを基にした割当法(性・年代別)
調査方法 インターネット調査
調査企画・設計 読売新聞東京本社広告局
実査機関 NTTビジュアル通信株式会社


@1年間に映画館で見た本数は男女とも2本が最も多い

最近、1年間に映画館で映画を見た割合は全体の59.4%。女性の方が男性よりもスコアは高い。うち、何本見たかたずねたところ、「2本」が最も多く全体の22.5%が回答。次いで、「1本」(20.2%)、「4〜5本」(16.4%)、「3本」(15.9%)が続く。

性別に見ると、男女ともに「2本」が最も多いという結果。また、「20本以上」では、男性のスコアが高いものの、「2〜19本」の間では女性のスコアの方が高いという結果になっている。


 


A全体の半数近くが「シネマコンプレックス」を利用

普段よく利用する映画館のタイプは、全体の半数近くが「シネマコンプレックス」と回答。次いで「ロードショー館」(41.2%)が続いた。ミニシアターは15.6%。また、チケットの入手経路は、「当日券を劇場の窓口で購入する」が7割で最も多い。


 


B最も関心の高いジャンルは「洋画アクション」

関心を持っている映画のジャンルを17ジャンルに分けて聞いてみたところ、最もスコアの高かったジャンルは「洋画アクション」で、全体の48.5%が回答。次いで、「洋画SF」(39.5%)、「洋画ヒューマン・文芸・史劇」(36.8%)が続き、6位までを洋画が占めている。

性別で見ると、男性では「洋画アクション」のスコアが最も高く59.6%。次いで「洋画SF」(50.1%)が続き、この2つが以下に続く項目から20ポイントの差をつけている。

一方、女性は「洋画ヒューマン・文芸・史劇」のスコアが最も高く44.0%。「洋画青春・ラブストーリー」43.1%が続く。また「邦画ヒューマン・文芸・史劇」、「邦画青春・ラブストーリー」のスコアは全体のスコアよりも5ポイント以上高くなっている。

 


C映画を選ぶ理由は「ストーリーに興味を持ったから」が最も多い

見る映画を選ぶ理由は、「ストーリーに興味を持ったから」(65.7%)。「好きなジャンルの映画だったから」(50.1%)、「話題になっている映画だったから」(41.5%)がベスト3。

女性は男性と比べると「ストーリーに興味を持ったから」、「好きな俳優が出演しているから」という理由が10ポイント以上高い。

 


D男性はインターネットで、女性は新聞で情報入手

映画の情報はどこから入手しているのだろうか。3段階に分け情報入手経路の推移を調べたところ、まだ映画情報が少ない「公開半年以上前」では「インターネット」が最も高く30.5%。

「公開半年以上前」から「公開直前」のスコア変動が目立ったものは「テレビCM」で、「公開半年以上前」の24.3%から公開直前になると56.5%と30ポイント以上スコアが飛躍している。

また、次に伸び幅が高いのは「新聞広告」で、10ポイント以上の変動が見られる。「公開直前」になると映画のCM、映画広告を目にする機会が増えていることがこの結果によってわかる。

「公開後」を見ると、「友人・知人・家族」のスコアが唯一上昇している。映画を見た感想などを聞くためと推測される。

「公開直前」をピックアップして、性別で差がみられたものを見ると、男性のスコアの方が高かったものは、「インターネット」。女性よりも12.5ポイント上回っている。

女性のスコアの方が高かったものは、「新聞の紹介記事」、「新聞広告」、「テレビの情報番組」、「街頭・駅のポスター」、「友人・知人・家族」、「映画館で上映される予告編」、「映画館内のポスターやチラシ」などで、多くの項目が上回った。

また、性別でスコア差がさほど見られなかったものは、「テレビCM」、「雑誌の紹介記事」、「雑誌広告」、「ラジオ」、「電車の中吊り広告」となっている。

以上の結果から女性は、男性よりも様々な媒体から情報を得ようとし、男性は、女性よりも「インターネット」を使って映画の情報を得ようとする傾向にあるようだ。

(中西)



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