大学生のメディアと広告に対する意識調査 (1)
共同調査実施に当たって



1955年東京都生まれ。78年早稲田大学商学部卒業。88年同大学院商学研究科博士後期過程単位取得。埼玉女子短期大学専任講師、助教授を経て、93年早稲田大学専任講師、95年助教授、2001年より現職。主な著書に、「新しい広告」(電通、監修)、「現代広告論」(有斐閣、共著)、訳書に「経験価値マーケティング」「経験価値マネジメント」(ダイヤモンド社、共訳)などがある。

最近、「大学生が新聞を読まなくなった」と言われています。とは言っても、社会や政治の動きを知り、物事を自分で判断するための情報は、大学生であれば必要だと考えるはずです。大学生が新聞も含めたさまざまな情報源とどの程度接触しているのか、新聞や新聞広告をどのように読んでいるのかについて、少しでも実態に迫って調べてみたいと考え、今回、読売新聞東京本社広告局と私のゼミとで共同調査を実施しました。
 2段階に及ぶ調査ですが、質問項目の原案はゼミ生が大学生の立場で考えています。首都圏の大学生を対象とした第一次調査と、早稲田大学商学部の学生を対象に行った第二次調査で、大学生の新聞との接点、新聞広告への興味の持ち方、特に、就職活動をきっかけとした新聞の読み方の変化がわかってきました。
 モニターからのスクリーニング調査と、一大学しかも一学部の学生の調査だけでは日本の大学生全体を代表するとは言えませんが、大学生に新聞をもっと読んでもらうにはどうしたらいいかを考えるひとつのヒントになるのではないかと思います。

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